★パッシブデザインってご存じですか?
■注文住宅コラム
2021.04.22
wood plusです。
まだまだコロナウイルスが猛威を振るっていますが、皆さん体調はいかがですか?関西では変異株が主流になりつつあるとかで、自分の中で少し緩みだしていた感染対策を、改めて見直そうと思っているこの頃です。皆さんもコロナウイルスがいつか収束することを信じて、感染予防対策を心掛けでくださいね。
さて、唐突ですが「パッシブデザイン」ってご存じですか?10数年前に建築業界に携わっていた時には聞いたことがない言葉でしたが、最近建築関係の雑誌やインスタでちょくちょく目にするようになった言葉です。という弊社のインスタにも「パッシブデザイン」のタグ付けをしています。私もなんとなくの知識で「パッシブデザイン」という言葉を使っていたので、このコラムを書くにあたって詳しく調べてみることにしました。
「パッシブデザイン」を調べてみると、「太陽の光や風といった誰にでも等しく与えられる自然の恵みを家の快適さに活用する手法のこと」と書いてありました。なるほど、例えば「暖かい空気は上に集まる」、逆に「冷たい空気は下に集まる」という自然の原理活かした設計で、夏涼しく冬に暖かい住宅を実現するという事がパッシブデザインの家の一例という事になるそうです。他にも季節の変化による太陽光の取り入れ方や通風等を考えて設計する事もパッシブデザインには重要になってくるそうです。
英語でパッシブ Passiveとは、受け身的であったり、いいなり、といったあまり印象の良い言葉ではありません。ですが、あるがままを受け入れるととらえると、良い印象に代わります。日本語にすると変ですが、積極的にパッシブデザイン(受け身的な設計)を取り入れてみてはいかがでしょうか。