★カビについて思う事・・・
■注文住宅コラム
2021.06.23
wood plusです。
日本の6月は梅雨という鬱陶しい季節です。今年は梅雨に入ってあまり雨が降っていないような気もしますが、それでもなんだか湿気を含んだジトっとした天気です。前回はカビ対策について書きましたが、今回はカビについて書いてみようと思います。生活者としてみた場合、カビはただの邪魔者で本当にいなくなってほしいと思います。でも、カビは人類の発展に大きく貢献してきたって知っていますか?
子供が週刊少年ジャンプで連載中のDr. Stoneという漫画にはまっています。親が読んでも面白く、単行本が発行されるのを子供のせいにしながら親も楽しみにしています。詳しくは書きませんが、ネタバレを含むのでお気を付けください。話は謎の石化光線を誰かがブラジルあたりで発生させ、地球上の人類全員が石になったところから始まります。石化から数千年後、色々な偶然で石化が解けた高校生の天才化学少年が、科学の力で石化された人類を救出していくという、サバイバル漫画に科学要素を加えた内容です。
Dr. Stoneで石化が解けた天才化学少年が、最初に力を入れたのが衛生管理です。水洗トイレが当たり前で、殺菌された水道が整った現在では考えられませんが、微生物に生命が脅かされ続けたのが人類の歴史で、それを漫画では強調しています。タイトルのDr. Stoneもいくつか意味を持つようですが、その一つが医者の石=石鹸のようです。衛生管理の中で抗生物質を作るくだりがあるのですが、化学系の抗生物質、生物系の抗生物質が紹介されていました。
生物系の抗生物質の祖はフレミングの発見で有名なペニシリンです。ブドウ球菌の研究中に誤ってカビがついたら、ブドウ球菌が死滅した現象から、カビに雑菌を殺す力があることがわかりました。昔、偉人伝で読んだ程度の知識ですが、メロンに生えたカビにペニシリンの高い生産能力あったと読んだので、子供ながらに「メロンに生えたカビなら多少カビても体に良いのでは?」と勘違いしていた事を思い出します(笑)。もちろんメロンについたカビでも普通におなか壊すと思うので、お気を付けください。
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