★収納を考える(その3) ▪️注文住宅コラム
2020.05.25
woodplusです。
関西の緊急事態宣言か解除されましたね。「気温、湿度が高くなるとコロナウィルスの活動も弱くなってくる」とテレビで見聞きしました。気候によるコロナウィルスの減少にも期待しつつ、私達も3蜜にならないように行動に気を付け、少しずつでも日常生活が戻ってくれることを期待しています。
さて、雨が多くなると気になってくるのがカビですよねよ。湿気の多い日本に住んでいると、どうしてもカビとの戦いが出てきます。当たり前ですが、カビは湿気の多いところに出ます。湿気は風通しの悪いところにたまるので、通常の生活で風を通さない収納スペースはカビの生えやすい場所となります。押入れや収納庫の湿気取りを入れていらっしゃるご家庭も多いのではないでしょうか。我が家も全ての押入れに吸湿材を可能な限り入れています。
収納は生活動線の邪魔にならないように配置するため、どうしても部屋の壁際や角に設置します。そのため、どうしても湿気が多い場所になってしまいます。子供のおもちゃや、掃除道具、工具類など湿気に強いものは気になりませんが、布団や洋服などカビが生えやすいものは収納場所が気になります。
ウォークインクローゼットのように、うまく配置すれば風通しの窓や換気扇を付けることができる収納もありますが、やはり全収納に換気性を追求するのは難しいのが実態です。そうなると、収納自体に防カビ機能が欲しくなります。吸湿剤も一つの防カビ機能となりますが、カビ自体が生えにくい材料を構造材に使うのも一つのアイデアです。
弊社では壁材に漆喰を使うご提案をお薦めしています。漆喰と聞くと古い日本家屋の昔ながらのやり方では?と考えられる方も多いと思いますが、最新の漆喰材は現代の生活様式に合う改良がなされています。壁紙が当たり前の現代家屋にも違和感なく馴染み、かつ漆喰の消臭効果、防カビ効果が得られます。弊社では漆喰を使った壁づくりに多くの実績があります。弊社まで、お気軽にお問い合わせください。
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