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★高性能住宅って何? (その9)   ■注文住宅コラム

2020.08.31

Woodplusです。

 

いつの間にか蝉の鳴き声も聞こえなくなり、代わって夕方には鈴虫の鳴き声が聞こえるようになりましたね。暦上では秋ですが、まだまだ残暑が厳しい日が続いています。皆さん、体調はいかがですか?もう少し残暑の厳しい日が続きそうですが、できるだけ暑い場所を避け水分補給を忘れずに残暑を乗り切っていきましょう!

 

さて、今回は高性能住宅の最重要項目といってもよい耐震性能に関して説明します。耐震性能は地震大国の日本では重要です。広いスペースを必要とする洋風建築のリビング、ダイニングの間取りが一般的になった現在は、より一層耐震性の重要性が増しています。

 

耐震性を考える場合、土台となる基礎、建物の強度、重心設計の3つに分けて考えることができます。基礎が弱ければ、いわゆる砂上の楼閣ですし、建物の強度が低ければ簡単に躯体が曲がりますし、基礎や躯体が良くても重心が高ければ揺れやすい住宅になります。これらの3つに優れる住宅が耐震性の良い住宅となります。

 

家を建てるとき「間取りはどうしよう?」とか「内装はどうしよう?」と考える人は多いと思いますが、基礎について考える人は少ないのではないでしょうか?基礎は家が建つと隠れてしまう部分なので、あまり関心がない人が多くても無理はないかもしれません。でも、何事も物事を始めるとき「基礎が大事」とよく言われるように住宅でも基礎は大事です。先にも書いた通り、基礎がしっかりしていなくてはどれだけしっかりした躯体を建てても地震の揺れには耐えられません。そこで基礎工事の方法について少しお話しますね。

 

基礎工事には主にベタ基礎と布基礎の2種類があります。ベタ基礎とは壁部分だけではなく床下全体にコンクリートを打って作る基礎のことです。地盤と接している部分が広いため、布基礎に比べて家の重さを基礎全体で支える形となり重さが分散されるので、さらに安定した基礎と言えます。阪神淡路大震災以降普及しはじめて、今では多くの住宅で採用されている基礎です。布基礎とは外から見ると床もコンクリートでおおわれているので、ベタ基礎と同じように見えますが、地面に逆T字型にコンクリートを打ち込み基礎にする方法で、べた基礎と比べて地面の奥深くまで鉄筋コンクリートを入れるのが特徴です。住宅を支えるのは立ち上がってる部分のみになるので、ベタ基礎が面で建物を支えるとしたら、布基礎は点で支える構造となります。

 

どちらにもメリット、デメリットがあるので、一概にどちらが良いとは言えませんが、家の耐震性は基礎+地盤+建物で総合して考えていくものです。これから家を検討される方は、是非基礎にも注目してみてくださいね。もちろん弊社でも相談を承っております。お気軽にご相談ください。次回は建物の構造と耐震性についてお話したいと思います。

 

 

 

 

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